子年生まれの守護霊
【千手観世音菩薩】
運 勢
性格は総じて正直で勤勉であり、細かい事にもよく気がついて倹約をまもり、貯蓄心に富む堅実性があります。しかし人によっては度を越してケチとなって他人との義理を欠き、世の中から締め出されるということにもなりかねません。
天性としての長所は頭の良いことで、相当の活躍も期待できます。男女ともに色情には濃い方で、男女関係で失敗をくり返すことがありますから、この点は深く慎まねばなりません。
男子は万事にけちけちするようで、思い切りも悪く、事をなすに当たって決断力に乏しいため、折角のチャンスを逃す場合も少なくありません。運勢を開こうと思えば、この優柔不断なところを改め、大いに積極性を養う事が必要です。
女子は、一般的には温順にみえますが、内心は気が強くて意固地で、嫉妬心も強いので、気の弱い男性には扱いにくい相手でしょう。しかし家庭に入れば夫によくつくし、家庭を上手に切り回す勝気なよい主婦となるでしょう。
男女とも中年逆境に沈むことがありますが、その性癖をよく反省して徳を積み、仕事に励めば、晩年は安楽な余生を送ることができます。
相 性
ウシ・トラ・タツ・ミ・ヒツジ・サル年生まれの人とはたいへんすばらしいもので、愛情面、対人関係、親子関係すべてにうまくいくはずです。ただ大日如来でヒツジ年生まれの人とはまあまあの相性です。
ミ年生まれの人とはあまりうまくいかず、トラ年生まれの人とも、あまりよくないという相性になっています。
ネ・イヌ・イ年生まれの人とはごく普通の相性ですが、お互いの努力次第ではすばらしいものにしていける要素を持っている相性です。
ウ・ウマ年の人との相性は最悪です。
トリ年の人との相性もかなり悪いといえます。
金 運
金銭的には不自由はしませんが、名声・名誉運は薄弱です。
適 職
会計に関する仕事が第一で、料理、厚生の業がこれに次ぎ、商業は中位です。官職に就くとか勤め人になるのは下位判断されます。経理のような細かい仕事が第一と思われますので、会計士、経理士、銀行員、会社勤務なら会計や事務担当者が適職でしょう。農業、商業もこれに次ぎます。天性の特徴を生かせば。教育家、宗教家など、指導的な職業も適職です。
病 気
腎臓の支配をうけるといわれ、四季の時候の変化より、腰痛、水腫脚気、筋つまり、女子は子宮病など腰より下の病を起こしやすいといえます。また、脇痛、中風、心臓、淋病も注意しなければなりません。