三つの観音をお参りして一生を健康に過ごし、長わずらいをしないで、ころりと安楽往生がしたいとの願いを込めた信仰です。
■鳥追観音■
[金剛山 如法寺]
西会津町
金剛き山の如きの法の寺 まこと大悲の浄土なるらん
会津西方浄土として徳一大師創立。本尊正観音は行基御作で「ころり観音」と称され、会津観音札所番外、二世安楽の結願所です。また縁結びや子授け安産子育ての霊験あり若い男女の信仰を集める。珍しい東西向拝口の御堂には左勘五郎作「隠れ三猿」の彫刻あり。探し得た者は「福まさる」
■中田観音■
[普門山 弘安寺]
会津美里町
めぐりきて よものちさとをながむれば これぞあいづの なかだなるらん
野口英世がアメリカ留学から帰ってきたとき、お母さんと一緒にお参りした写真が今も飾られているように、野口英世の帰依観音として有名です。また大正年間に東宮妃殿下の御安産を祈念して御嘉納になったことから、安産の守護観音としても有名になりました。
■立木観音■
[金塔山 恵隆寺]
会津坂下町
遥るばると 参りて拝む 恵隆寺 いつも絶えせぬ 松風の音
身丈二丈八尺(8.5メートル)の十一面千手観音像は立木に彫られたもので、我が国最大級の仏像です。観音堂とともに国重文に指定されています。千手観音像を中心に祀られている二十八部衆・雷神・風神三十体の脇侍がかもし出す宗教美の世界は私達の心を魅了して離しません。
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