第九番
中田薬師如来
曹洞宗
文永10年大沼郡佐布川に住する江河長者常俊の一女が死去し、悲哀にくれた常俊は、姫の菩堤を弔おうと発願しました。十一面観音菩薩、脇仏不動明王、地蔵菩薩を鋳像させ、翌年、大沼郡根岸中田村に四門四面の観音堂を建立し安置しました。それが現在会津三観音の一、中田観音の始まりです。
会津美里町中田・弘安寺
TEL0242-78-2131
第十番
延命薬師如来
天台宗
安貞元年、密僧の雲覚が会津郡城戸村に来て、延命寺を創建しました。天文二十一年に延命寺中興の祖と仰がれる僧春玄が入山し、会津地方の大洪水による人民の飢渇の苦しみを去ることを願い、日夜、薬師観音に祈り衆生を救おうとしたのです。
会津若松市神指町中四合字城戸・延命寺
TEL0242-22-3974
第十一番
南方薬師如来
曹洞宗
大同2年、磐梯山麓に恵日寺を創建したと伝えられる徳一は、前年大爆発をおこした磐梯山の魔神に苦しむ衆生を救おうとし、鬼門にあたる所を選んで五薬師祀り、民心安定・五穀豊穣を祈願しました。その五薬師の一つである薬師如来像は、現在の広沢山慈光寺左側山道を登った、屯台平山と呼ばれる山頂に祀られました。
会津若松市門田町堤沢字上村・慈光寺
TEL0242-26-2984
第十二番
高田薬師如来
天台宗
薬師如来坐像の白豪・両眼は、はめこみの硝子で、仏躰は金箔押の翻波式彫刻をもつ宝珠背を持ち、中央八葉であらわされています。また堂宇には、十二神将像、如意観音像、木彫賓頭虜が併祀され、嘉永年間の絵馬も現存しています。
会津美里町橋爪・薬師寺
TEL0242-54-4876
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